▼心臓病の影響

心血管系疾患患者における男性機能の低下(ED)

「40〜70歳の全男性の50%が男性機能の低下(ED)であるといわれていることをご存知ですか。」
 男性機能の低下は、以前「インポテンス」と呼ばれていましたが、今では病態を正確に現わしている「男性機能の低下(ED:Erectile Dysfunction)」に代わっています。EDの原因は、ほとんどの場合、勃起に必要なだけの十分な血液が陰茎にいかないことにあります。EDを発生しやすくする危険因子のほとんどは、同時に心血管系疾患(狭心症や心筋梗塞)の危険因子(喫煙、高コレステロール値、高血圧および糖尿病)でもあります。 それらはすべてEDまたは心血管系疾患あるいはその両方を引き起こす確率を大きくします。心臓病などの患者の多くは、EDについて医師/心臓病専門医に相談することを恥ずかしいと思っていたり、「心臓が悪いのだからセックスなんてとんでもない。」と治療の検討すらしてもらえないと思われているようです。この項では、心臓や血管の病気をもつ患者さんのEDの原因や治療法に関して、役立つ情報を提供できればと考えています。

あなたにできることは何でしょう

あなたは、他のあらゆる健康問題について医師に相談するのと同じように、心臓や血管の状態やEDについても医師に相談したいと思われているかもしれません。あなたとあなたのパートナーは既に、お二人の性交渉の関係を変えるような何かが起きていることに気づいているはずです。それは愛情が薄れたり性欲が低下したのではなく、おそらく健康状態の異常から生じているということを理解する必要があります。お二人で過ごす人生のなかで、性行為も重要な一部であるとお二人が感じるのであれば、今この冊子をとおして、医学的に認められた治療法があることを知ってお二人が話し合うきっかけになればと思っております。
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